相談・査定から取引終了までが短期間

業者に買取の依頼をすると、相談・査定から引き渡しまでの期間が最短で1週間ほどで完結します。不動産仲介会社の場合、4カ月～7カ月かかるのが一般的です。

また、訳あり物件は、売却にいたらないこともまれではありません。両者の流れを比較してみましょう。

売却後に発生しやすいトラブルの心配がない

業者に買取を依頼すると、売却後のトラブルに見舞われることがないので安心です。

建物や土地などの欠陥、事件・事故など様々な瑕疵を抱える訳あり物件は、告知義務を果たしていても、売却後にトラブルが発生しやすいものです。買主が買取業者であれば、トラブルの心配は不要です。

売りに出していることが周囲に知られない

訳あり物件の買取を業者に依頼した場合、物件を売りに出していることが近所や知り合いに知られずに売却が可能です。不動産仲介会社へ売却を依頼すると、買主を募るためにチラシやインターネット上に訳あり物件の情報が流れ、周囲の人に知られてしまいます。

プライバシーを気にされる方は、業者での買取を選ぶのがよいでしょう。東京・神奈川の訳あり物件は、訳あり物件に特化したノウハウを持つ業者に依頼するのがおすすめです。

日翔レジデンシャルエステート株式会社では、買取のプロがお客様のご要望をお伺いしながら売却を進めていきます。訳あり物件の売却にお悩みの方は、無料査定をご依頼ください。

訳ありの「訳」をなくす

訳あり物件の「訳」を解消して訳なしに近づける方法です。

例えば、シロアリの駆除や建物の改修工事を行い、物件の価値を高めるのです。改修後は建物状況調査を行っておけば、買主の安心感につながります。

事件・事故があった訳あり物件（心理的瑕疵物件）も、特殊清掃や簡易的なリフォームを行うと、買主の心理的瑕疵を減らせるでしょう。

更地に戻してから売却する

事件・事故があった訳あり物件（心理的瑕疵物件）は、取り壊して更地に戻すと、少しでも高く売却できる可能性があります。忌まわしい事象が起こった建物自体が消滅することで、買主の心理的瑕疵の解消に効果的です。ただし更地に戻した場合でも、事件・事故が起こった事実の告知義務はあります。

更地に戻すと固定資産税が6倍になるので、更地にする際は売却が決まってからにしましょう。なお再建築不可物件を更地に戻すと再び家を建てられず、建物用地として売却できなくなる可能性があるので注意しましょう。

業者に買取依頼をする

訳あり物件の買取実績がある業者に依頼する方法です。

買取業者に買い取ってもらうと、業者が市場のニーズに合わせてリフォームや改修工事を行い、訳あり物件の価値を高めてくれます。売主が解体費用やリフォーム代を捻出する場合と比較すれば、実質的に高く売却するのと同等ではないでしょうか。