TOPコラム再建築不可だけじゃない!売れにくい物件の特徴13選

再建築不可だけじゃない!売れにくい物件の特徴13選

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再建築不可物件は、建て替えに制限があるため、お世辞にも売れやすい物件とは言えません。
ただ、再建築ができる物件の中にも、売れにくい物件は存在します。
今回は、売れにくい物件の特徴を一挙に解説していきますので、これから不動産売却を検討している方は、自身の所有物件が該当していないかどうか確認しましょう。

築年数が20年を超えている

たとえ再建築可能であっても、築年数が20年を超えている物件は、あまり買い手が付かなくなります。
これはもちろん、使用する木材や資材の経年劣化が進んでいることが理由です。
特に、築20年を超える戸建て物件は、ほとんど資産価値が残っていないと言われているため、売却には苦労するでしょう。

アクセス環境が悪い

再建築可能でも、最寄り駅が遠かったり、市街地に出るまで時間がかかったりする立地の物件は、なかなか売れません。
なぜなら、どの層も基本的には通勤・通学に便利な物件を求めているからです。
最寄り駅までの距離に関しては、“徒歩10分以内”であるかどうかが、売れやすいか売れにくいかの目安になります。

ショッピング施設、金融機関、病院が近くにない

再建築可能な物件であっても、ショッピング施設や金融機関、病院が近くにない場合は、買い手を付けるのに苦労するでしょう。
これらは生活に欠かせない施設であり、気軽に行ける距離になければ、当然その物件での生活は不便になります。

周辺環境が悪い

再建築可能な物件であっても、周辺環境が悪ければ売れにくくなるでしょう。
具体的には、以下のような特徴を持つ物件です。

・工業地帯が近く、空気が汚れている
・トラックが頻繁に行き来するため、音や振動がする
・治安が悪い など

将来性がない

たとえ再建築可能でも、将来性がない立地にある場合は、売却に苦戦するでしょう。
例えば、若年層が移住して高齢化が進んでいるエリアなどは、今後さらに売れにくくなる可能性が高いですし、生活インフラや施設などが整うことも期待できません。

内見時の印象が悪い

再建築可能でも、内見時の印象が悪ければ売れにくくなってしまいます。
具体的には、以下のような物件が内見時の印象を悪くしがちです。

・清掃が不十分
・生活感がありすぎる
・タバコやペットのニオイが染み付いている など

これは、売主自身が気を付ければ防げることであるため、覚えておきましょう。

変形地に建っている戸建て物件

変形地に建っている戸建て物件は、再建築可能でも売れにくいでしょう。
なぜなら、建物を思い通りのデザインにできなかったり、建築コストがかかりやすかったりするからです。

二世帯住宅

二世帯住宅は、一般的に通常の戸建て物件より広く、設備も整っていることが多いですが、需要があまりないため、買い手は付きにくいです。
また、なぜ二世帯住宅の需要が少ないのかというと、基本的には購入者の状況に合わせて、オーダーメイドで建築するものであるからです。
つまり、既存の中古二世帯住宅を買おうと考える方は、ほとんどいないということです。

個性が強すぎる戸建て物件

外観が派手だったり、趣味のスペースが広く取られていたりする戸建て物件は、なかなか売却できません。
逆に、見た目も間取りもシンプルな方が万人受けするため、買い手も集まりやすいでしょう。

部屋の位置が良くないマンション

あまり部屋の位置が良くないマンションも、売却には苦戦することが予想されます。
具体的には、以下のような特徴を持つマンションです。

・北向き
・低層階にある
・中間部屋
・非常階段が遠い など

管理費・修繕積立金が高いマンション

マンションで生活する場合には、管理費や修繕積立金といった費用が発生します。
これの金額が高すぎるマンションは、あまり買い手が集まりません。
理由はもちろん、生活していく上でのランニングコストが高くなるからです。
特に、「賃料がもったいない」という理由で、中古マンションを購入しようとする方には敬遠されやすいです。

管理状態が悪いマンション

部屋自体に問題がなくても、そのマンション全体の管理状態が悪い場合は、売却に苦戦する可能性があります。
具体的には、以下のような特徴を持つマンションです。

・共用部分が汚れている
・マナーの悪い入居者が住んでいる
・オーナー、管理会社の対応が遅い など

同じ建物内で競合しているマンション

同じ建物内で競合しているマンションも、通常のマンションよりは売れにくくなります。
特に、売り出す物件が北向きであったり、低層階にあったりする場合は、他の条件が良い物件が先に売れていきます。
よって、売却のタイミングは注意しなければいけません。

まとめ

一般的に“売れにくい物件”といわれるものには、再建築不可物件以外にもこれだけたくさんの種類があります。
また、これから不動産売却を検討する方は、所有物件が上記いずれかの特徴に当てはまっている可能性が非常に高いです。
よって、豊富な仲介実績のある不動産会社や、あらゆる不動産を買い取ってくれる買い取り業者の力は必要不可欠だと言えます。
再建築不可物件や市街化調整区域についてのご相談は、日翔レジデンシャル株式会社にご相談下さい。
親身になって対応させて頂きます。